こちらの記事では、下肢静脈瘤の悪化を招くとされている「やってはいけないこと」について解説します。
例えば座りっぱなし、立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢を続けることは避けてください。同じ姿勢を長時間続けた場合、下肢の筋肉が動かないために足に血液が滞留しやすい状態になります。こうなると、重力の影響で血液が下の方に溜まってしまい、静脈の壁や逆流防止弁に負担がかかってしまいます。このような理由により、静脈瘤が発症する、すでにある静脈瘤が悪化するといったケースがあります。
締め付けの強い服を着用するのも、下肢静脈瘤には良くありません。ウエストがきついズボンやスカート、締め付けが強い下着や靴などを着用すると、下肢の血流阻害につながります。血流が阻害されると、静脈瘤が発生する・悪化する原因になります。また、高いヒールの靴を長時間履いていると、ふくらはぎの筋肉の動きが制限されることでポンプ機能を阻害してしまいますので、あまりおすすめできません。
また、市販の着圧ソックスを履く場合、サイズが小さいものや圧力が強いものを選ぶと下肢が強く圧迫されるため、下肢静脈瘤を悪化させる可能性がある点に注意が必要です。
生活習慣も下肢静脈瘤に影響することがあります。例えば運動不足になると、ふくらはぎの筋ポンプ機能の低下につながります。この「第二の心臓」と呼ばれているふくらはぎの筋肉は、血液を足先から心臓に送り返す、という非常に重要な役割を持っています。もし筋肉が衰えてしまった場合には、血液の流れが滞ってしまい静脈瘤のリスクが高まる可能性が考えられます。
このように、好ましくない生活習慣が下肢静脈瘤に影響する場合もありますので、例えばウォーキングや自転車に乗る、踵あげといったように、足の筋肉を使う運動を取り入れることがおすすめです。日常生活の中でも階段を意識して使う、車ではなく自転車を使うなど足を動かすようにすると良いでしょう。
喫煙習慣も、下肢静脈瘤に影響を与えるとされています。タバコに含まれている有害物質が血管内皮機能に障害をもたらし、血管の柔軟性を低下させるとされています。このことから、静脈瘤が発生する、悪化してしまうといったリスクが高まります。
喫煙習慣がある人は、禁煙に取り組めば下肢静脈瘤への影響を抑えるだけではなく、全身の血管の健康を守ることに繋げられます。
コーヒーにはカフェインが含まれていますが、このカフェインには利尿作用があることはよく知られています。カフェインを多く摂取した場合には、尿量の増加によって体内の水分やミネラルの不足につながります。そうなると、血液が濃くなってしまうことにより、足の血流がより滞ってしまう可能性が考えられます。そのほかにも、筋肉が必要とするミネラルが不足してしまい、足がつってしまうケースもあるとされています。
健康な成人がコーヒーを摂取する場合、1日2〜3杯程度が適切と考えられていますので、過剰に摂取しないように注意してください。
下肢静脈瘤は、対応せずに放置していても自然に治ることはなく、少しずつ進行していきます。症状が進行してしまった場合には皮膚炎や静脈炎の発症につながって痛みを感じる、治りにくい潰瘍になってしまうケースもあります。
足のだるさやむくみ、足がつるといった症状が続いている場合には、できるだけ早く医療機関に足を運び、専門医に相談してください。もし、血管が膨らんで表面がボコボコし始めたら、早めに診察を受けることが重要です。
【大阪版】下肢静脈瘤治療の信頼できる医師が所属するクリニックガイド
まずは適度な運動を取り入れることが大切です。運動を行うと、ふくらはぎの筋肉が収縮します。このように、ふくらはぎの筋肉が動くことによって血流がスムーズになるため、下肢静脈瘤の予防・悪化防止につながります。
例えば、立ち仕事や座り仕事など長時間同じ姿勢を続ける人は、休憩中にかかとの上げ下げの運動を取り入れる、エレベーターやエスカレーターを使わず、できる範囲で階段を使用する、ひと駅歩いてみるといったように、簡単に取り入れられる運動からはじめるのがおすすめです。今より動く時間を増やす、という意識を持って取り組んでみてください。弾性ストッキングは、下肢静脈瘤の治療のひとつである圧迫療法で使用されています。圧迫療法を行うことによって、ふくらはぎの筋ポンプ作用が強くなる、静脈内の血流が速くなる、むくみが改善される、静脈での血液逆流の予防できるといった効果が期待されています。
ただし、弾性ストッキングにはさまざまな種類があります。製品によりサイズや圧迫力、形などが異なるため、医師の指導のもとで自分に合ったものを選んで正しく着用することが大切です。そのためにも、購入時には医師の処方を受けましょう。
就寝時には、枕やクッションを使用することで足を少し高くしてみてください。足が上がっていると、重力の関係により足の血液が心臓に戻りやすい状態になります。すると、むくみや下肢静脈瘤の予防や改善につながることが期待できます。
ここでのポイントは、足は心臓よりも高い位置にして、膝を曲げた姿勢にすることです。足を伸ばした状態で寝ると、足が疲れやすくなります。また、静脈還流(心臓から出た血液が動脈を通り身体中に行き渡り、静脈を通って心臓に戻ること)の面でも望ましくないと考えられています。
参照元:西梅田 静脈瘤・痛みのクリニック|下肢静脈瘤でやってはいけないこと7選|悪化を防ぐための重要ポイント(https://www.west-umeda-clinic.com/column/0070-2/)
参照元:リペアセルクリニック東京院|下肢静脈瘤でやってはいけないことを現役医師が解説|日常生活から意識して悪化を防ごう(https://fuelcells.org/topics/65371/)

| 所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
|---|---|
| アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
| 電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

| 所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
|---|---|
| アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
| 電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

| 所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
|---|---|
| アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
| 電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)