手術後に、なんらかの後遺症や合併症を起こしてしまう可能性はあります。また、手術をした数年後に再発してしまうことも少なからずあります。
ここでは、手術後の後遺症や合併症、再発のリスクについて紹介します。
下肢静脈瘤の手術後に考えられる合併症には、以下のような症状があげられます。
また、レーザー治療では、軽いやけどを起こす可能性や血栓症ができてしまうおそれがあります。
医療用接着剤を使用しておこなうグルー治療では、手術後の血栓症は極めて稀といわれていますが、接着剤を用いるため、アレルギーのある方は事前に医師に伝えておくことが大切です。
手術後の痛みは、個人差はありますが、2週間から1ヵ月ほど続きます。
時間とともに炎症や内出血は治まっていきますが、万が一、足のむくみや内出血が悪化した場合は、手術した医療機関に行き、診てもらいましょう。
下肢静脈瘤は、進行すると合併症を引き起こすことがあります。
「なかなか湿疹が治らない」「軟膏を塗ってもかゆみが治まらない」などの症状が見られる場合は、早めにクリニックを受診しましょう。
下肢静脈瘤は、手術後に再発する可能性があります。理由には2つの原因が考えられます。
下肢静脈瘤の手術後は、およそ10%~20%の方に静脈瘤の再発が起こるとされています。
既存の血管から新しい血管が形成される生理的機能「血管新生」によるものです。なお、「右足の手術をしたあと、左足に静脈瘤ができた」というケースでは、再発とは呼びません。
原因の2つめは、レーザー治療の際に焼灼が不十分だったり、グルー治療の際に接着剤の注入が不十分だったりした場合の再発です。
「手術後に再度ボコボコしてきた」「症状が再発してきた」と感じたら、手術を受けた医療機関を受診してみましょう。
所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
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アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
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アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。
所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
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アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)