一言で「下肢静脈瘤」といっても、大きく4つの種類に分類されます。種類によって治療法も異なってくるため、確認しましょう。
この記事では、下肢静脈瘤の種類を紹介します。
下肢静脈瘤は大きくわけて4つの種類があります。
それぞれ紹介します。
伏在型静脈瘤は、皮下脂肪の中にある「表在静脈」の中でも最も太い「伏在静脈」の弁が壊れることによって生じる静脈瘤です。
伏在型静脈瘤は、さらに「大伏在静脈瘤」と「小伏在静脈瘤」の2種類があり、症状が出る場所に違いがあります。
発症例が最も多いとされている下肢静脈瘤が「大伏在静脈瘤」です。
ボコボコとした静脈瘤が大きい場合や、足のだるさやむくみがある場合、皮膚炎などを起こし重症化している場合などは、手術などの外科治療が必要になるケースがあります。心配な方は受診してみましょう。
側枝型静脈瘤は、伏在静脈から枝分かれした静脈の弁が壊れることで生じる静脈瘤です。
やや細い血管で起こるため、血液がたまる量が少なく、伏在型静脈瘤よりコブが小さい点が特徴といえます。
膝周辺の裏側や太もも、ふくらはぎに静脈瘤が現れるケースが比較的多いですが、軽症であり、あまり心配はありません。
網目状静脈瘤は、青く細い血管が見えることが特徴です。皮膚直下にある小さな静脈が拡張したもので、細い静脈が網目状に広がって見えるものです。
よく現われる場所には、太ももの外側から裏面、膝裏などがあります。網目状静脈瘤も、軽症にあたる静脈瘤の種類です。
クモの巣状静脈瘤は、細い静脈にうっ滞が起き、クモの巣のように見えるものです。細い血管で起きるため、コブはできず症状もほとんどないといわれています。
太ももの外側や膝の内側に静脈瘤が現れることが多く、赤紫色をしているのが特徴です。
日常生活への影響もほぼなく、経過観察を進められる傾向ですが、症状が見られる場合には、伏在型静脈瘤を併発している可能性も考えられるため、検査をしてみるとよいでしょう。
下肢静脈瘤には「伏在型」「側枝型」「網目状」「クモの巣状」の4つのタイプがあります。
そのうち、進行がすすんだ際に治療が必要になるかもしれない静脈瘤は、太い血管で起きる「伏在型静脈瘤」です。ほかの3つの静脈瘤については、軽症であることが多く、治療する心配はないとされています。
「自分は、どの種類の静脈瘤に当てはまるのだろう?」と思うかもしれませんが、自己判断するのは要注意です。
併発している可能性も考えられるため、症状がある方や心配な方は、超音波検査などをおこない、医師の診断を受けましょう。
所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
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アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
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アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。
所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
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アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)