深部静脈血栓症(DVT)は、足の深い位置にある静脈に血栓(血の塊)ができる病気です。血栓が血流にのって肺の血管に詰まると、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)を引き起こすおそれがあります。
主な症状は、片脚の急な腫れ・痛み・皮膚の暗赤色への変色・熱感です。突然発症するだけでなく、数日かけてゆっくり進行するケースもあります。
長時間の座位や寝たきり、手術後、がん、ホルモン剤の使用などがリスク要因として知られています。原因が特定できない場合もあるため、気になる症状があれば医療機関への相談を検討しましょう。
下肢静脈瘤と深部静脈血栓症には、片脚のむくみやだるさ、腫れといった共通する症状があります。見た目や自覚症状だけでは区別が難しい場合もあるため、それぞれの違いを正しく知っておくことが大切です。
| 比較項目 | 下肢静脈瘤 | 深部静脈血栓症 |
|---|---|---|
| 血管の見た目 | 血管がボコボコと浮き出る | 外見上の血管変化はない |
| 進行の仕方 | 慢性的にゆっくり進行 | 急速に片脚全体が腫れる |
| 痛み・熱感 | 比較的軽度 | 強い痛みや熱感を伴う |
| 皮膚の変化 | 進行すると皮膚炎・色素沈着・潰瘍 | 皮膚が暗赤色に変色する |
下肢静脈瘤は血管が目に見えて浮き出る点が特徴的です。深部静脈血栓症は外見上の血管変化がなく、急激に腫れが生じる点が大きな違いといえます。
「下肢静脈瘤があると深部静脈血栓症になるのでは」と心配される方もいるかもしれません。下肢静脈瘤が直接的に深部静脈血栓症を引き起こすわけではないため、過度な不安を抱える必要はないでしょう。
下肢静脈瘤で生じる血栓は、主に皮膚に近い浅い静脈にできる血栓(血栓性静脈炎)です。深部静脈の血栓とは発生する場所が異なり、命に関わるリスクは低いとされています。下肢静脈瘤そのものが原因で深部静脈血栓症を発症する確率は非常に低いとされており、過度に心配する必要はありません。
引用元:パレスクリニック|下肢静脈瘤と血栓(深部静脈血栓症の原因になる? ほぼなりません!)(https://palaceclinic.com/blog/下肢静脈瘤と血栓(深部静脈血栓症の原因になる/)
深部静脈血栓症と診断された場合、血栓の進展や再発を防ぐための治療が行われます。代表的な治療法とそれぞれの特徴は以下のとおりです。
経口抗凝固薬(DOACやワルファリンなど)を用いる中心的な治療法です。近年の薬剤は有効性が高く、頭蓋内出血のリスクも低減されています。一方で出血リスクがあり、65歳以上の方や糖尿病・腎不全のある方はとくに注意が必要です。最低3〜6カ月の継続投与が求められます。
血栓後の後遺症予防や下肢症状の改善に効果が期待できます。出血の合併症がなく、簡便かつ安価に取り組める点がメリットです。
抗凝固薬が使用できないケースにおいて、肺塞栓症を予防する目的で実施されるカテーテル治療です。
早期に適切な治療を始めることが、肺塞栓症や血栓後症候群といった合併症の予防につながります。
参照元:済生会|深部静脈血栓症(DVT) (しんぶじょうみゃくけっせんしょう)とは(https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/deep_vein_thrombosis/)
深部静脈血栓症は、日常の心がけによって発症リスクを下げられるとされています。以下の予防法を意識してみてください。
下肢静脈瘤は命に関わるほど重篤化するリスクが低い病気です。深部静脈血栓症との直接的な因果関係も認められていないため、過度に不安を感じる必要はありません。
ただし、下肢静脈瘤だと自己判断して深部静脈血栓症の症状を見逃すのは危険です。急に片方の足が腫れる・強い痛みや熱感があるなどの症状が現れた場合は、循環器内科や血管外科などの専門医への受診をおすすめします。正しい知識をもとに適切な対応をとることが、ご自身の健康を守る第一歩です。

| 所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
|---|---|
| アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
| 電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

| 所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
|---|---|
| アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
| 電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

| 所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
|---|---|
| アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
| 電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)