このページでは、下肢静脈瘤が再発することはあるのか、再発の原因は何かをまとめました。もし再発した場合にクリニックがどう対応してくれるかも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
下肢静脈瘤は、一度手術を受けたら完治するわけではありません。下肢静脈瘤の手術を受けたとしても、一定数の方が数年後に再発します。原因はさまざまですが、手術後に静脈が再び形成されてしまう場合があるためです。
また、下肢静脈瘤には遺伝性があることから、なりやすい体質によって再発する可能性が考えられます。
下肢静脈瘤が再発する主な原因は以下の通りです。
治療が適切だったとしても、はじめの治療時には問題がなかった静脈が治療後に新たな静脈瘤となってしまうケースです。立ち仕事や遺伝的に静脈瘤になりやすい体質の方の場合、再発することがあります。
下肢静脈瘤の専門ではない医師が治療してしまうと、治療が不適切だったために再発することがあります。専門医師による詳しい検査と再治療を行えば、その後の再発の可能性を抑えられます。
現在、下肢静脈瘤はカテーテル治療が主流ですが、それ以前は「高位結紮術」という治療法が採用されていました。
高位結紮術とは、足の付け根の静脈を糸で縛って静脈の逆流を防ぐ方法ですが、再発率が高いことから現在はほとんど行われていません。
よって、カテーテル治療が広まる前に下肢静脈瘤を治療した方は再発する可能性があります。
下肢静脈瘤が再発した場合、超音波による精密検査を行ったうえで再治療を検討します。
超音波検査は下肢静脈エコー検査とも呼ばれ、下肢静脈瘤の治療ガイドラインにも記載されているほど重要な検査です。
手術前と術後の静脈では状態が変化していることが多いため、現在の静脈の状態を把握するために再治療前には必ず超音波検査が実施されます。
初回治療ではカテーテル治療のみを行うのが一般的ですが、下肢静脈瘤が再発した場合、カテーテル治療に加えて「硬化療法」も実施されます。2つの治療法を組み合わせることで、再発の可能性を抑えられるでしょう。
ただ、クリニックによっては再治療に対応していない場合もあります。もし再発が見られたら、一般的なクリニックではなく下肢静脈瘤の専門医へ相談するのがおすすめです。
所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
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アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
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アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。
所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
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アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)