【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ
【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ » そもそも下肢静脈瘤とは? » 下肢静脈瘤の足のだるさはマッサージで解消できる?

下肢静脈瘤の足のだるさはマッサージで解消できる?

この記事では、下肢静脈瘤が足のだるさの原因をまとめ、だるさはマッサージで解消できるのかについても解説しています。

下肢静脈瘤による足のだるさにはマッサージが効果的なのか、気になる方はぜひ参考にしてください。

下肢静脈瘤が足のだるさの原因?

足の静脈には、重力に逆らい血液を心臓へ戻すため、血液の逆流を予防する弁があります。この弁が何からの原因で不調をきたすと、血液がうっ滞し、血管の蛇行や、拡張して瘤が生じ下肢静脈瘤になる場合があります。

そのような状態になると、血液の流れが滞り、浮腫やだるさといった症状が見られるため、注意が必要です。足に瘤状の血管が浮き出ており、そちら側の足だけだるさが見られる方は、下肢静脈瘤が原因の可能性もあります。

下肢静脈瘤はマッサージをしても大丈夫?

下肢静脈瘤がある場合、必ずしもマッサージを行うことは禁忌ではありません。症状によっては、マッサージにより、だるさが軽減する可能性があります。例えば、血液やリンパの流れを促進させるような軽いマッサージは、足の浮腫やだるさなどを軽減する効果が期待できます。

しかし、圧を強くかけすぎてしまうと、血管へ負担がかかる可能性があるため注意が必要です。また、血栓のリスクが見られるケースでは、下肢の静脈に生じた血栓(血の塊)がはがれてしまい、血流に乗って移動する可能性があるので、注意しなければなりません。

下肢静脈瘤と診断されている場合、マッサージをしても良いかどうかは、医師へ確認する必要があります。

下肢静脈瘤のマッサージの方法

マッサージを行う際、足先から心臓へ向かって手を動かしていくのが原則です。これは、リンパや血液が流れる自然な方向に沿った動きであり、下肢にうっ滞している血液を無理なく上半身へ流すのを助けてくれます。逆方向へマッサージを行うと、血流の妨げになるリスクがあるため注意する必要があります。

マッサージは、一部だけ集中的に行うのではなく、足全体をバランスよく実施することが大切です。特定の部位へ圧がかかると、血流に偏りが生じるほか、別の部位に浮腫が見られやすくなるため注意が必要です。

太ももからふくらはぎ、足首までバランスよくマッサージしていくと、全身の血流促進につながります。

マッサージを行う場合のポイントは?

マッサージを行う場合、足を伸ばしてやさしく撫でるように行う・夜寝る前に実施するなどさまざまなポイントがあります。ここでは、マッサージのポイントについて解説します。

足を伸ばした姿勢で行う

マッサージを行う際には、足を伸ばすようにしましょう。座った姿勢でいると、足を下ろしており、それだけで血液の戻りが悪いと言えます。足の血液は、心臓の方へ向かって流れていきます。そのため、ポンプの動き(下からくみ上げるような動き)が必要です。

そのため、はじめから足を伸ばした姿勢で行うことで、血液は足から心臓へ楽に戻ることが可能です。ベッドで実施するほか、イスに座っている場合は前にもう1つイスを置いて行うなど、足を伸ばした姿勢でマッサージをしてみましょう。

やさしく撫でるようにマッサージをする

マッサージは、やさしく撫でるようにおこないましょう。太ももへ、力を入れずに手を置いてみるくらいの強さで十分だとされています。

静脈はデリケートな血管だと言われていますが、リンパはさらにデリケートな部位です。そのような部位のマッサージは、力を入れず、なるべくやさしく撫でるように行うのが望ましいです。

寝る前にマッサージをする

マッサージをするタイミングですが、入浴直後は、血液を下へ送る力も強いため、適切なタイミングではありません。就寝前に行うのがおすすめです。寝室などリラックスできる場所で取り入れてみましょう。

下肢静脈瘤は必ずクリニックで治療を受けよう

下肢静脈瘤がある場合、必ずしもマッサージが禁止されているわけではありません。正しい知識・方法で実施すれば、症状軽減につながります。しかし、下肢に痛みや赤み、腫れ、熱感などの症状が見られたり、深部静脈血栓症の可能性があったりする方は、マッサージは控え、すぐに医療機関を受診するのが望ましいです。

また、マッサージはあくまでだるさなどの緩和にはつながりますが、症状が消失するわけではありません。だるさが改善されない、痛みや腫れなど実生活への負担も現れているなら、専門の病院での治療を受けるようにしましょう。

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(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/