【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ
【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ » そもそも下肢静脈瘤とは? » 下肢静脈瘤でレーザー治療・グルー治療のどちらを選ぶべき?

下肢静脈瘤でレーザー治療・グルー治療のどちらを選ぶべき?

下肢静脈瘤の治療法には、レーザー治療やグルー治療などさまざまな方法があります。レーザー治療とグルー治療のどちらを選べばいいのか気になる方もいるのではないでしょうか。

当記事では、両者の特徴やメリット・デメリットについてまとめ、どちらを選べばいいのか解説していますので、治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

レーザー治療の特徴・メリット

血管内焼灼術は、カテーテルを治療する静脈内へ挿入し、レーザーや高周波を当てることにより血管を熱で焼灼し閉塞させる治療法です。カテーテルには、レーザーカテーテルと高周波カテーテルの2種類があり、どちらも局所麻酔を使用しての手術です。

レーザー治療には、さまざまなメリットがあります。

まず、切開や縫合が不要な点が挙げられます。皮膚を大きく切開せずに、カテーテルの先からの熱によって静脈を閉塞します。治療をする場合、針孔のような小さいもので済むことが多く、傷跡が目立ちにくいです。

複雑な形状の静脈瘤にも治療を行えます。レーザーカテーテルの太さが1.27mmと非常に細く、柔軟性がありますので、曲がりくねっていたり、細かなタイプの静脈瘤であったりしても治療できるケースがあります。

また、レーザー治療は切開しない治療法のため、痛みが少ないのもメリットの1つです。術後は、痛み止めを少量内服するか、まったく服用せずに済むケースもあります。レーザー照射後の色素沈着が硬化療法と比較して、軽微で済みやすいです。

術後すぐに歩行ができ、翌日には入浴や運動ができるなど、通常の活動に戻れるケースが多いです。仕事を休む必要もないため、忙しい方にも適しているでしょう。

レーザー治療のデメリット

レーザー治療にもデメリットはいくつかあります。まず、再発のリスクがまったくないわけではありません。術後のアザや内出血、しこりなどが見られるおそれもあります。レーザー治療を行った場合、皮膚の下でしこりになったケースは、3~6か月ほどで吸収し消失しますが、時間がかかりやすいです。

大腿部の静脈をレーザー焼灼すると、立ち上がる際に皮膚のつっぱり感が見られるケースもあります。

参照元:目黒外科|【専門医が徹底比較】下肢静脈瘤の治療法|レーザー・高周波・グルー・ストリッピングの違いとは?(https://meguro-geka.jp/joumyakuryu-blog/compare/

グルー治療の特徴・メリット

グルー治療は、シアノアクリレートと呼ばれる医療用接着剤を使用し、治療部位の静脈を物理的に閉塞する治療法です。閉塞すると、静脈内で血液の逆流が止まり、下肢静脈瘤による症状の改善が期待できます。具体的なメリットについては、以下をご覧ください。

この治療法の場合、全身麻酔や静脈麻酔が不要なため、身体へかかる負担が軽減できます。治療後すぐに歩行可能なので、ほとんどの方が翌日には通常の日常生活へ戻れます。
また、ストリッピング治療やカテーテル治療など他の治療法では、術後に弾性ストッキングを使用して、静脈血栓予防に備えなければなりませんが、グルー治療では必ず着用しなければならないというわけではありません。

グルー治療のデメリット

比較的新しい治療法のため、長期的データが十分にありません。そのため、長期的な臨床データや症例報などが少ない傾向にあります。また、蛇行の強い曲がりくねった血管には不向きとされています。

また、遅発性過敏反応(痛痒さ・熱感など)といった症状が現れることがあるため、アレルギー体質の人には向いていません。

治療費がカテーテル治療やストリッピングと比較して割高になりやすいです。3割負担の方の場合、手術料のみでおよそ43000円(カテーテル治療・ストリッピングの場合では、同額で30600円)かかります。

参照元:目黒外科|【専門医が徹底比較】下肢静脈瘤の治療法|レーザー・高周波・グルー・ストリッピングの違いとは?(https://meguro-geka.jp/joumyakuryu-blog/compare/

レーザー治療・グルー治療のどちらを選ぶべき?

患者それぞれの状況によって適切な治療法は異なります。また、病状の進行度やライフスタイル、そして医師の専門的な診断によっても異なります。

アレルギーのリスクや治療費の高さが気になる、または実績のある治療を選びたい人はレーザー治療がおすすめです。

一方、グルー治療は、カテーテル治療やストリッピングと比較して低侵襲で、スピーディーな回復が求められる方に適しています。術後に弾性ストッキングの着用が難しい方、むくみやこむら返りといった下肢静脈瘤に伴うつらい症状の改善を図りたい方などに向いています。

担当医と十分に相談し、希望する条件や費用などを話し合って納得した上で、治療法を選択し進めていくのが大切です。

参照元:目黒外科|【専門医が徹底比較】下肢静脈瘤の治療法|レーザー・高周波・グルー・ストリッピングの違いとは?(https://meguro-geka.jp/joumyakuryu-blog/compare/

【大阪版】下肢静脈瘤治療の
信頼できる医師が
所属するクリニックガイド

THREE SELECTIONS
大阪で見つけた
下肢静脈瘤治療の
信頼できる3つのクリニック
当サイトにおける信頼できるクリニックの条件「日本脈管学会の脈管専門医が所属している」「血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医が所属している」「クリニックとして下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点を満たした、大阪の血管外科クリニックを3院紹介します。
患者さんの症状や希望へ
徹底的に寄り添う医師
梅田血管外科クリニック
梅田血管外科クリニック
引用元:梅田血管外科クリニック
https://www.umeda-vvc.com/
所在地 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F
アクセス 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で1,063
※2022年の実績

2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

梅田血管外科クリニック
手術方法などを
公式HPで見る

電話で問い合わせる

レーザー治療の実績に
定評のある職人肌な医師
坂田血管外科クリニック
坂田血管外科クリニック
引用元:坂田血管外科クリニック
https://sakataclinic.com/
所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階
アクセス 北浜駅から徒歩8分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で879
※2022年の実績

豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

坂田血管外科クリニック
手術方法などを
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地域密着の通いやすい
クリニックにこだわる医師
今村血管外科クリニック
今村血管外科クリニック
引用元:今村血管外科クリニック
https://www.imamura-vascular.com/
所在地 大阪府門真市宮野町3-23
アクセス 大和田駅から徒歩1分
電話番号 072-800-5330
下肢静脈瘤の治療実績
約10年間で5,393
※2012年5月~2023年1月の実績

下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。

今村血管外科クリニック
手術方法などを
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【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/