【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ
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グルー治療

下肢静脈瘤のグルー治療とは

下肢静脈瘤の新しい治療法として注目

グルー治療(血管内塞栓術)は、医療用接着剤を病変のある静脈に注入し、血管内を閉塞して血液の逆流を止める治療法です。

日本ではまだ知名度の低い治療法ですが、早くから普及していた欧米では、下肢静脈瘤治療の主流である血管内焼灼術と同等の治療成績が報告されています。

グルー治療法の一つ「VenaSealクロージャーシステム」が2019年に保険適用となったことから、新たな下肢静脈瘤の治療法として現在広まりつつあります。

日帰りで治療を行うことが可能

治療時の痛みやリスク面などにおいても、グルー治療はメリットが期待できる治療法です。

カテーテルを挿入して医療用接着剤を注入するため、穿刺痕程度の傷跡で済みます。また、局所麻酔の量も減らせるので、体への負担が少ないのも特長の一つ。

短時間で治療ができるので、術後は入院を必要とせず、普段通りの生活を送ることができます。

血管内焼灼術より体への負担が少ない

グルー治療はスタンダードな「血管内焼灼術」と比べて体への負担が少ない治療法として注目されています。

血管内焼灼術ではレーザなど熱を使って血管内を閉塞しますが、グルー治療は熱を一切使用しないため、血管組織や神経へのダメージを抑えることが可能です。

また、深部静脈血栓症などの合併症リスクが低く、弾性ストッキングが苦手な方は着用しなくても済むケースがあります。

下肢静脈瘤のグルー治療の基本情報

治療にかかる時間や期間

大阪における治療費の平均

※2023年3月20日時点での、当編集チームの独自調査による大阪県内の平均値です。別途、初診料や検査料などがかかります。

下肢静脈瘤のグルー治療の流れ

診療・カウンセリング

問診や視診、触診を行いながら、下肢静脈瘤の状態をチェック。その後、超音波検査などを行い、症状に合わせた治療計画が立てられます。

手術当日

手術前に超音波検査などで足の状態を再度確認。問題がなければ、局所麻酔をしたのちグルー治療を行います。

手術後

手術が終わったら、治療した部位を圧迫した状態でしばらく休憩を取ります。休憩後、お体の状態に問題がないようであればそのまま帰宅することが可能です。

アフターケア

手術後1週間以内に来院し、下肢静脈瘤の状態を確認。特に異常がなければ、2~3か月後に再度診察し、経過に問題がなければ治療終了となります。

下肢静脈瘤のグルー治療のリスクやデメリット

グルー治療はメリットの多い治療法ではありますが、中にはこの治療が適さない方もいます。

医療用接着剤を使用することから、人によってはアレルギー反応がでる可能性があります。そのため、アレルギー体質の方にはグルー治療は推奨されません。

また、血管の蛇行の状態や瘤の大きさによっても、グルー治療ではなく別の治療法の方が良い場合があります。

下肢静脈瘤のグルー治療が受けられる
大阪のクリニック

梅田血管外科クリニック

2022年には1,000症例以上の下肢静脈瘤治療を手がける梅田血管外科クリニック。大阪でも早い段階でグルー治療を開始するなど、積極的に新しい治療を取り入れ、患者のQOLを高める医療を提供しています。

梅田血管外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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坂田血管外科クリニック

坂田血管外科クリニックは、下肢静脈瘤を専門に扱うクリニックです。同院の院長は、27,000件以上(2023年3月現在)の下肢静脈瘤手術実績をもち、グルー治療をはじめとした幅広い下肢静脈瘤治療に対応しています。

坂田血管外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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大阪静脈瘤クリニック

大阪静脈瘤クリニックは、2021年7月に開院したばかりの比較的新しい医院です。下肢静脈瘤の治療の他、足を美しく見せる美容医療も提供。また、ハンドペインや顔の血管治療にも対応しています。

大阪静脈瘤クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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【大阪版】下肢静脈瘤治療の
信頼できる医師が
所属するクリニックガイド

THREE SELECTIONS
大阪で見つけた
下肢静脈瘤治療の
信頼できる3つのクリニック
当サイトにおける信頼できるクリニックの条件「日本脈管学会の脈管専門医が所属している」「血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医が所属している」「クリニックとして下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点を満たした、大阪の血管外科クリニックを3院紹介します。
患者さんの症状や希望へ
徹底的に寄り添う医師
梅田血管外科クリニック
梅田血管外科クリニック
引用元:梅田血管外科クリニック
https://www.umeda-vvc.com/
所在地 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F
アクセス 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で1,063
※2022年の実績

2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

梅田血管外科クリニック
手術方法などを
公式HPで見る

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レーザー治療の実績に
定評のある職人肌な医師
坂田血管外科クリニック
坂田血管外科クリニック
引用元:坂田血管外科クリニック
https://sakataclinic.com/
所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階
アクセス 北浜駅から徒歩8分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で879
※2022年の実績

豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

坂田血管外科クリニック
手術方法などを
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地域密着の通いやすい
クリニックにこだわる医師
今村血管外科クリニック
今村血管外科クリニック
引用元:今村血管外科クリニック
https://www.imamura-vascular.com/
所在地 大阪府門真市宮野町3-23
アクセス 大和田駅から徒歩1分
電話番号 072-800-5330
下肢静脈瘤の治療実績
約10年間で5,393
※2012年5月~2023年1月の実績

下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。

今村血管外科クリニック
手術方法などを
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【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/