下肢静脈瘤の症状の1つとして「足のつり」があることから、こむら返りとの関係が気になる方もいるでしょう。ここでは、一般的なこむら返りの症状をはじめ、下肢静脈瘤とこむら返りの関係や対策・予防などについて解説します。
一般的なこむら返りの症状としては、主にふくらはぎの筋肉のけいれんが挙げられます。筋肉が持続的にけいれんを起こし、多くの場合において激しい痛みを伴うのが特徴です。ふくらはぎのほかに、足や手の指、足の裏、太ももなどにも起こることがあります。
こむら返りは体内のカリウムやカルシウム、マグネシウムなどが不足していると起こりやすいと言われており、特に注意したいのがマグネシウム不足です。筋肉組織内のマグネシウムが不足することで、収縮した筋肉が元に戻るのを妨ぎ、こむら返りが起こるとされています。
こむら返りを起こす原因にはさまざまなものがありますが、下肢静脈瘤もその1つです。
下肢静脈瘤があると足の血流が悪くなり、筋肉へ供給される酸素が減ってしまいます。酸素不足によって筋肉が正常に機能しなくなることで、足をつる原因となってしまうのです。そのほか、静脈瘤によって血液が停滞すると、足の疲れや重だるさが引き起こされ、それによりこむら返りが誘発される場合もあります。
下肢静脈瘤やこむら返りの対策・予防として推奨されているのが、以下のような生活習慣の改善です。
下肢静脈瘤やこむら返りの対策・予防には、足の筋肉を刺激して血流を促進するのが有効なため、軽いウォーキングや水泳などに取り組むと良いでしょう。筋肉の緊張を和らげるために、定期的に足をストレッチするのもおすすめです。また、座っているときや睡眠時に足を高くすることで、血流の改善を期待できます。
そのほか、水分不足もこむら返りを引き起こす原因となるため、水分を十分に摂取するように心がけましょう。
こむら返りの主な原因は体内のマグネシウム不足のため、こむら返りだからといって必ずしも下肢静脈瘤とは限りません。ただ、足をつるほかに、足のむくみやだるさ、ほてり、かゆみなどもある場合は、下肢静脈瘤の初期症状なので注意が必要です。
こむら返りの原因が下肢静脈瘤かどうかを自己判断するのは難しいため、足のつりやだるさなどの症状によって生活に支障をきたしている場合は、内科や整形外科、血管外科などを受診するようにしましょう。
所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
---|---|
アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
---|---|
アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。
所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
---|---|
アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)