「下肢静脈瘤は、何科へ受診すればよいのだろう…?」と迷う方は少なくありません。
下肢静脈瘤は、血管外科をはじめ、循環器内科、皮膚科、美容外科などで診察がおこなわれますが、専門的な治療を受ける際は、心臓血管外科・血管外科または循環器内科を選ぶとよいでしょう。
この記事では、下肢静脈瘤の受診機関やクリニックの選び方を紹介します。
下肢静脈瘤の治療は、おもに血管外科でおこなわれます。血管外科は全身の血管を扱う専門の診療科であり、手術を含めて、さまざまな血管疾患の治療がおこなわれています。
循環器内科は、心臓や血液の流れに関する症状を扱う診療科です。胸痛や息切れ、心筋梗塞のほか、生活習慣病の診察や治療も受けられます。
下肢静脈瘤は、「動脈」「静脈」「毛細血管」の3種類の血管のうち、静脈に関する病気です。
静脈の機能が低下して、血液が心臓へ戻れず逆流し、逆流した血液によって静脈がコブのようにふくらむ状態が下肢静脈瘤であり、症状を引き起こしている原因です。
つまり、下肢静脈瘤は血管に関する病気であり、専門的な治療をする際には、血管外科あるいは循環器内科への受診をおすすめします。
第二の心臓とも呼ばれるほど、足は重要な部位です。下肢静脈瘤の治療するにあたり、信頼できるクリニックの選び方を紹介します。
下肢静脈瘤の手術経験が豊富な医師から診てもらえるクリニックを選びましょう。
血管外科のなかにも、動脈の治療経験が豊富であり、静脈に関する経験が少ないクリニックもあります。
院内や公式サイトなどで、症例数や治療の質などを公開しているクリニックもあるため、確認してみましょう。
複数の治療法に対応しているクリニックを選びましょう。
下肢静脈瘤は、4つのタイプにわけられます。また、治療法も大きくわけて4種類あります。そのため、下肢静脈瘤のタイプと、患者さんの症状や状態に合わせて、適した治療法を選べるかどうかが重要です。
下肢静脈瘤の状態や治療法、手術などについて、ていねいに説明してもらえるクリニックを選ぶと安心して治療に臨めるでしょう。
「治療」や「手術」といった言葉を聞くと、誰でも不安になるものです。今、どのような状態なのか、どのような手順で治療を進めていくか、どういった治療が最適なのかなど、患者さんに寄り添った説明があるクリニックを選ぶとよいでしょう。
下肢静脈瘤は、血管である静脈に関する病気のため、専門的に治療をする際は、血管外科を受診しましょう。
「自分では、どこのクリニックを選べばよいのかわからない」という方は、かかりつけ医に相談するのも有効です。
適切だと思えるクリニックや病院を紹介してもらえるかもしれません。通院中の病院などがあれば、聞いてみましょう。
所在地 | 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F |
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アクセス | 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。
所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階 |
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アクセス | 北浜駅から徒歩8分 |
電話番号 | 06-6232-8601 |
豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。
所在地 | 大阪府門真市宮野町3-23 |
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アクセス | 大和田駅から徒歩1分 |
電話番号 | 072-800-5330 |
下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。
【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/)