【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ
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高周波カテーテル治療

下肢静脈瘤の高周波カテーテル治療とは

感電の心配がない高周波を使用した治療

高周波(ラジオ波)とは周波数の高い電流のことを指し、医療の世界においては、乳がんなど腫瘍の焼灼に以前から活用されています。

下肢静脈瘤の治療では、静脈内にカテーテルを通し460kHzの高周波を流して熱を発生させることで、血管壁を結合させて閉塞。これにより、下肢静脈瘤の原因である血液の逆流を阻止することができます。高周波を使用するため、感電する心配もありません。

レーザー治療との違いは?

高周波カテーテル治療と似たような治療法に、レーザー治療があります。両者の違いは、熱の発生源が高周波かレーザーかだけであって、治療内容はほとんど同じです。治療効果についても大きな差異はありません。どちらの治療方法も、健康保険が適用となります。

高周波カテーテル治療とレーザー治療、どちらが良いかは、下肢静脈瘤の状態に応じてドクターが判断します。

体への負担が少なく日帰り治療ができる

高周波カテーテル治療は極細のカテーテルを使用することから、傷跡が小さくて済む点がメリットして挙げられます。また、全身麻酔ではなく、局所麻酔のみで良いのも特筆すべき点です。

静脈を抜き取るストリッピング治療と比べても、皮下出血や痛みなどが起きづらく、体への負担を最小限に抑えることができます。手術時間も短いことから、日帰りで治療が行えます。

下肢静脈瘤の高周波カテーテル治療の基本情報

治療にかかる時間や期間

大阪における治療費の平均

※2023年3月20日時点での、当編集チームの独自調査による大阪県内の平均値です。別途、初診料や検査料などがかかります。

下肢静脈瘤の高周波カテーテル治療の流れ

診療

下肢静脈瘤の症状を細かくヒアリングし、血管の状態を把握するためにエコー検査や血液検査などを実施。検査結果を踏まえて、高周波カテーテル治療についての説明を行います。

また、術後に弾性ストッキングの着用が必要なため、採寸なども合わせて実施します。

手術当日

術前に再度、心電図やエコー検査など手術に必要な検査をします。検査が終わった後、局所麻酔をしてから、高周波カテーテル治療を行います。

手術後

術後は、弾性ストッキングや包帯で治療部位を圧迫。その状態でしばらく休憩をとります。その後、特に異常がなければ帰宅。多くの場合、手術した後から日常復帰することができます。

アフターケア

術後、1週間以内に再度診察。手術後の下肢静脈瘤の状態を確認します。その後は、2~3か月を目安に診察を行い、術後の経過が良好であれば診察が終了となります。

下肢静脈瘤の高周波カテーテル治療のリスクやデメリット

高周波カテーテル治療は、熱を加えることによって色素沈着が起きることがあります。ただし、軽度であるため大抵は時間の経過とともに消失します。

また、血管の蛇行が細かいなど、カテーテルを通すのが難しい場合は、高周波カテーテル治療をできない場合もあります。

術後リスクを軽減させるためにも、高周波カテーテル治療実績が多いクリニックを選ぶのがおすすめです。

下肢静脈瘤の高周波カテーテル治療が
受けられる大阪のクリニック

梅田血管外科クリニック

梅田血管外科クリニックは、血管内治療に精通した日本脈管学会脈管専門医が在籍しているクリニックです。2022年には1,000件以上の治療実績をもち、特に高周波カテーテル治療は最も多く当クリニックで実施されています。

(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/

梅田血管外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
詳しく見る

なんば坂本外科クリニック

なんば坂本外科クリニックは、日帰り可能な下肢静脈瘤手術を専門に扱うクリニックとして2015年に開業しました。個室のリカバリールームを用意するなど、患者様が安心して手術を受けられるよう細やかな配慮が行き届きた医療サービスが魅力です。

なんば坂本外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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大阪静脈瘤クリニック

大阪静脈瘤クリニックは、下肢静脈瘤やハンドペイン、お顔の血管治療に特化したクリニックです。治療に応じて6種類の麻酔を使い分け、痛みの少ない手術を提供。また、足の美容面が気になる方向けに、ピーリングや美容点滴などのオプションも用意されています。

大阪静脈瘤クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
詳しく見る

【大阪版】下肢静脈瘤治療の
信頼できる医師が
所属するクリニックガイド

THREE SELECTIONS
大阪で見つけた
下肢静脈瘤治療の
信頼できる3つのクリニック
当サイトにおける信頼できるクリニックの条件「日本脈管学会の脈管専門医が所属している」「血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医が所属している」「クリニックとして下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点を満たした、大阪の血管外科クリニックを3院紹介します。
患者さんの症状や希望へ
徹底的に寄り添う医師
梅田血管外科クリニック
梅田血管外科クリニック
引用元:梅田血管外科クリニック
https://www.umeda-vvc.com/
所在地 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F
アクセス 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で1,063
※2022年の実績

2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

梅田血管外科クリニック
手術方法などを
公式HPで見る

電話で問い合わせる

レーザー治療の実績に
定評のある職人肌な医師
坂田血管外科クリニック
坂田血管外科クリニック
引用元:坂田血管外科クリニック
https://sakataclinic.com/
所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階
アクセス 北浜駅から徒歩8分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で879
※2022年の実績

豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

坂田血管外科クリニック
手術方法などを
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地域密着の通いやすい
クリニックにこだわる医師
今村血管外科クリニック
今村血管外科クリニック
引用元:今村血管外科クリニック
https://www.imamura-vascular.com/
所在地 大阪府門真市宮野町3-23
アクセス 大和田駅から徒歩1分
電話番号 072-800-5330
下肢静脈瘤の治療実績
約10年間で5,393
※2012年5月~2023年1月の実績

下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。

今村血管外科クリニック
手術方法などを
公式HPで見る

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【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/