【大阪版】下肢静脈瘤治療の道しるべ
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ストリッピング術(静脈抜去術)

下肢静脈瘤のストリッピング術(静脈抜去術)とは

下肢静脈瘤の原因を取り除く治療法

ストリッピング術(静脈抜去術)は、血液の逆流を防止する弁が機能しなくなった静脈を引き抜いて、下肢静脈瘤を根本的に治療する術式です。

具体的には、足の付け根やひざ裏を切開し、問題のある大伏在静脈にワイヤーを通して引き抜く治療になります。

従来、ストリッピング術が下肢静脈瘤治療の主流でしたが、現在は体への負担がより少ないレーザー治療や高周波カテーテル治療が中心となっています。

従来よりも体への負担が少ない

従来のストリッピング術は、切除範囲が広かったことから全身麻酔をかけなければならず、入院を必要としたり、体への負担が大きかったりすることが問題としてありました。

しかし、最近のストリッピング術では、切除範囲を小さく抑えられるようになったため、局所麻酔のみでの治療が可能となっています。さらに、術後の体調に大きな問題がなければ、手術した後そのまま帰宅することもできます。

実績のあるクリニックを選ぶのがおすすめ

静脈の蛇行が顕著であったり、血管が太かったりなど、レーザー治療や高周波カテーテル治療で対応できないケースにストリッピング術は有効です。

また、問題のある静脈を取り除くため、再発が少ないといったメリットもあります。

ただし、外科的な手術を要する治療であることから、術後のリスクを軽減させるためにも、ストリッピング術に実績のあるクリニックを選ぶのがおすすめだと言えるでしょう。

下肢静脈瘤のストリッピング術(静脈抜去術)の基本情報

治療にかかる時間や期間

大阪における治療費の平均

※2023年3月20日時点での、当編集チームの独自調査による大阪県内の平均値です。別途、初診料や検査料などがかかります。

下肢静脈瘤のストリッピング術(静脈抜去術)の流れ

診療

ドクターによる症状のヒアリングの後、足の血管の状態を診るために超音波検査を行います。検査結果に応じて手術する場合は、超音波検査に加えて、血液検査や心電図なども合わせて実施します。

手術当日

治療を実施する前に、超音波検査によって下肢静脈瘤の状態を再度チェック。問題がなければ、施術箇所に局所麻酔をした後、ストリッピング術による治療を行います。

手術後

術後の様子を診るため、ドクターの指示に従って、しばらく安静にします。特に出血や腫れなどの異常がなければ、手術したその日の内に帰宅可能です。

アフターケア

手術日より1週間後に診察を行い、術後の状態をチェックします。大きな問題がなければ、3か月後に再度診察を行って丁寧に経過を観察していきます。

下肢静脈瘤のストリッピング術(静脈抜去術)のリスクやデメリット

ストリッピング術は、抜き取る静脈の周辺組織を剥離しなければならず、出血や神経を傷つけてしまうリスクが多少なりともあります。また、メスで皮膚を2㎝前後切開するため、小さな傷跡が残ってしまいます

傷跡が残りづらく痛みの少ないレーザー治療や高周波カテーテル治療と比べると、これらの点がストリッピング術のデメリットと言えるでしょう。

下肢静脈瘤のストリッピング術(静脈抜去術)
が受けられる大阪のクリニック

いわさきクリニック

いわさきクリニックは、血管外科をはじめ、循環器科内科・外科・皮膚科など複数の診療科をもつ東大阪市のクリニックです。フットケア外来を設置し、下肢動脈瘤をはじめ足の疾患に幅広く対応しています。

いわさきクリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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坂田血管外科クリニック

坂田血管外科クリニックの院長は、27,000件(2023年3月現在)にも及ぶ手術実績を誇る下肢静脈瘤の治療のスペシャリスト。患者の痛みの感じ方に応じて麻酔を使い分けるなど、痛みの少ない治療を目指しています。

坂田血管外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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今村血管外科クリニック

今村血管外科クリニックは、脈管学会認定医の資格をもつドクターが在籍する下肢静脈瘤専門のクリニックです。治療方針を決めるにあたってはインフォームドコンセントを重視しており、医師・看護師ともに患者への理解が得られるよう丁寧な説明を心がけています。

今村血管外科クリニックの
下肢静脈瘤の治療について
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【大阪版】下肢静脈瘤治療の
信頼できる医師が
所属するクリニックガイド

THREE SELECTIONS
大阪で見つけた
下肢静脈瘤治療の
信頼できる3つのクリニック
当サイトにおける信頼できるクリニックの条件「日本脈管学会の脈管専門医が所属している」「血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医が所属している」「クリニックとして下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点を満たした、大阪の血管外科クリニックを3院紹介します。
患者さんの症状や希望へ
徹底的に寄り添う医師
梅田血管外科クリニック
梅田血管外科クリニック
引用元:梅田血管外科クリニック
https://www.umeda-vvc.com/
所在地 大阪府大阪市北区曾根崎2-1-12 国道ビル5F
アクセス 北新地駅から徒歩4分/梅田駅から徒歩6分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で1,063
※2022年の実績

2019年に保険適用されたグルー治療を大阪で最初に取り入れたクリニック(※)。治療の種類が豊富で、症状やダウンタイム、治療費などの希望を鑑みたうえで、よりよい治療方法を提案してくれます。

梅田血管外科クリニック
手術方法などを
公式HPで見る

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レーザー治療の実績に
定評のある職人肌な医師
坂田血管外科クリニック
坂田血管外科クリニック
引用元:坂田血管外科クリニック
https://sakataclinic.com/
所在地 大阪府大阪市中央区高麗橋1-7-3 TheKitahama 3階
アクセス 北浜駅から徒歩8分
電話番号 06-6232-8601
下肢静脈瘤の治療実績
1年間で879
※2022年の実績

豊富な治療実績の内、レーザー手術‧高周波焼灼術がその半数を占めるというクリニック。レーザー手術のスペシャリストといえる知識を持った医師が治療を担当しています。

坂田血管外科クリニック
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地域密着の通いやすい
クリニックにこだわる医師
今村血管外科クリニック
今村血管外科クリニック
引用元:今村血管外科クリニック
https://www.imamura-vascular.com/
所在地 大阪府門真市宮野町3-23
アクセス 大和田駅から徒歩1分
電話番号 072-800-5330
下肢静脈瘤の治療実績
約10年間で5,393
※2012年5月~2023年1月の実績

下肢静脈瘤に対して、主にレーザー機器と高周波機器を駆使した日帰り手術を専門的に行っているクリニック。平日18:30まで受付をしているため、仕事後でも通いやすいです。

今村血管外科クリニック
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【選定条件】
2023年1月20日時点で、Googleにて「下肢静脈瘤 大阪」と検索して表示された上位38院の内、「日本脈管学会の脈管専門医である」「下肢静脈瘤血管内治療実施管理委員会の血管内レーザー焼灼術実施医・指導医である」「クリニックとしての下肢静脈瘤の治療実績をHPに明記している」の3点をすべて満たした大阪の血管外科クリニックのみを選出。
(※)参照元:梅田血管外科クリニック公式HP(https://www.umeda-vvc.com/